当院(きたの均整院)にこられる患者さんの中に股関節の可動域が極端に狭くなってしまう方がいらっしゃいます。
股関節が硬く膝を胸のほうに引き寄せることができなくなるのです。
股関節は脚の付け根(鼠径部)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
以下のような症状を感じたことはありませんか?
股関節にこんな症状感じたことありませんか?
しゃがめず、和式トイレが使えない
椅子から立ち上がるときに痛い
足の長さが違う
股関節に違和感があるほうが「O脚」に変形している
歩き方がおかしいと言われる、自分でも思う
あぐらがかけない
歩いていたり、階段をのぼるときに、おしりの筋肉がすぐ疲れる
足の爪切りがしにくい
長時間立つことが困難になってきた
このような症状を感じる場合は、股関節に不調の疑いがあります。
生活の中でとても不自由を感じてしまいます。
そのまま放置すると股関節の可動域はどんどん加速し、体のバランスをくずします。
姿勢や歩行の重心をかばうことで腰痛やO脚、膝の痛み、猫背などの症状も併発するリスクはかなり高まります。
では、その股関節の痛みはどうして、発生してしまったのでしょうか?
日頃の姿勢?運動不足?柔軟性?それをご紹介いたします。
股関節の痛みの主な原因
股関節の痛みの症状で悩む多くは、女性です。 中高年の女性が抱える股関節の悩みの90%以上が、股関節が変形することが原因です。
[skillwrapper type=”circle” track_color=”#dddddd” chart_color=”#ff6e8d” chart_size=”150″ align=”center”] [skill percent=”90″ title=”女性の股関節の悩み90%が変形した股関節”] [/skillwrapper]「変形した股関節」のほとんどは臼蓋(きゅうがい)の形に問題があることが原因で発症 します。
股関節には、臼蓋(きゅうがい)という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるように構成されています。
この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのがてしまいます。
臼蓋の形成が不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。
その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。
自分がこのような症状であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。
この症状は特に女性に多く見まれます。
少しでも股関節に痛みや違和感を感じることがある場合は一度病院で診断を受けることをおすすめします。
整体師おすすめの股関節の痛みをセルフケアする方法をご紹介
では 「変形した痛みを持つ股関節」のケア方法を2つご紹介 します。
北野 優旗
誰でも簡単にでき 、❶一番効果的なストレッチと❷股関節周辺の筋肉作りのエクササイズをご紹介します。
もちろん当院のお客様にもこのストレッチとエクササイズを案内し改善した方はたくさんいます。
ぜひお試し下さい。
❶股関節がやわらかく、スムーズに動くストレッチ「足合開脚ストレッチ」
①脚を開きながら足裏を合わせる様に、上向きで寝る
②30秒間大きな呼吸をしながら内側の鼠径部(そけいぶ)を伸ばす
ポイント:ゆっくりと揺らしてあげても良い。痛みを感じる場合は無理は禁物。
この「足合開脚ストレッチ」は股関節の靭帯が伸び、股関節間の間隔を広げてくれます。詰まっていた大腿骨と臼蓋の隙間を広げてくれるので、この開脚が開くほど改善方向に迎えると思っていただいて良いと思います。体が温まったお風呂上りにゆっくりと行ってみてください。
❷効果大「バレエ式エクササイズ」で股関節や骨盤のインナーマッスル筋肉を鍛える!
公式 QITANO STORE Amazon【国立香川大学と共同研究・特許取得】お尻エクササイズで、骨盤を正しい位置に引き締める(産後の骨盤・大転子の歪み・ヒップアップ・下半身痩せ)
こればクラッシックバレエのバレリーナからヒントを得たバレエ式のエクササイズです。
股関節の症状で悩む方、骨盤矯正、O脚矯正を目的とした運動となり、股関節周辺のインナーマッスルの強化に最適な「LEGOOL(レグール)」をご紹介します。
北野 優旗
この健康器具LEGOOL(レグール)は私が香川大学と3年かけて開発しました。
骨の異常がある場合は、筋肉を強化することが最も重要だと考えます。そして重要なのは正しい姿勢と動きが大切となってきます。
間違った運動では、関節にダメージを与えてしまい、歩けなくなってしまう可能性もあるからです。
このレグールを使うことで、弱って細くなった股関節周辺の筋肉をもう一度強化し、骨や身体を支える筋肉にします。
日常の中では、鍛えることができない股関節周辺のインナーマッスル(大殿筋、中殿筋、りじょう筋、骨盤底筋)を鍛えながら、ストレッチ効果もあるLEGOOL(レグール)は股関節がポキポキ鳴る方、股関節痛でお悩みの方にもおすすめします。
無理のない負荷で、簡単に行えます。
公式 QITANO STORE Amazon【国立香川大学と共同研究・特許取得】お尻エクササイズで、骨盤を正しい位置に引き締める(産後の骨盤・大転子の歪み・ヒップアップ・下半身痩せ)
股関節の痛みの原因と自分で改善するストレッチ体操方法2選のまとめ
病院での正しい診断を受け、もちろん自分自身でも正しい股関節のケアを行うことはとても重要です。
当院(きたの均整院)にこられる患者さんでも、施術のみで自分では何もケアを行っていない方がいます。
股関節の痛みは、進行も早く、とても頑固です。月一回の整体施術だけでは、すぐに元通りです。
そこで大切なのが、日頃の自宅でストレッチケア、股関節周辺の筋肉作りです。
毎日正しく行うことで手術せずに症状が改善されたお客様もたくさん見てきました。
このブログを見て不安に思う方もあきらめず、まずは自分でケアできることがあります。
自信をもって股関節の痛みと向き合って改善していきましょう。
コメント